騒音値の読み方

清掃機器のスペックに『50dB(A)』などという騒音値が書いてあることがあります。

デシベル(dB)は、音の大きさを対数を使って表したもので、音の大きさが10倍になるたびに10デシベル増加します。
10dB違うと音の大きさは10倍違います。
逆に言うと40dBの音の大きさは50dBの10分の1になります。

20dBの差は100倍の差です。6dBの差は約2倍の差です。

騒音値のおよその目安は次のとおりです。

騒音値
(dB)
騒音値に相当する環境
代表的な清掃機の騒音値
120
飛行機のエンジンの近く
自動車の警笛(前方2m)、リベット打ち
 
100
電車が通るときのガード下  
90
犬の吠える声(正面5m)、騒々しい工場の中、カラオケボックス室内  
80
地下鉄の車内、ピアノ(正面1m)  
70
ステレオ(正面1m)、騒々しい事務所の中、騒々しい街頭 ・業務用強力真空掃除機『バックマンT75』(70dB)
60
静かな乗用車の中、普通の会話 ・静音型高圧洗浄機
『FCPS2016-3』
(61-65dB)
50
静かな事務所、クーラー室外機、ロビー、待合室、レストラン

・業務用掃除機『ジェイスマートn静音タイプ』通常モード(48dB)
・カーペットスイーパー 『シルバー400』(50dB)
・業務用掃除機『レオ』(57dB)

45
会議室、図書館、教室

・『ジェイスマートn静音タイプ』スーパーサイレントモード(44dB)

40
市内の深夜、静かな住宅の昼 、寝室、美術館、宿泊施設の客室

 

30
郊外の深夜、ささやき声、病室、音楽劇場
 
20

木の葉のふれあう音・置時計の秒針音(前方1m)、アナウンススタジオ、聴力試験室

 


静音タイプの清掃機の最大のメリットは、音に気をつかわなくてよいため『場所』『時間』を選ばない ことです。

たとえば静音タイプの掃除機は、早朝パートを雇わずに 済む、営業時間中でもこまめに掃除ができるのでいつもキレイ に保てるといった理由で 使われています。特にオフィスや店舗の清掃において効果を発揮します。

静音タイプの高圧洗浄機はマンションの共用部の定期清掃の際、住民に騒音で迷惑をかけることなく洗浄作業ができるという理由でよく使われて います。

トップページに戻る